ADHD_LABO

ADHDをよりよく生きる実験の日々

ADHD当事者が「図書館司書として働く」を考える

ADHD当事者、ハンコの仕事考、第一弾!

 

現在、地方の公共図書館でパート勤務している。

「図書館司書」

発達障害に向いている職業の一つにあげられるこの仕事。

 

それを鵜呑みにして、

もともと本を読むのが好きということもあり

通信教育で一年かけて、約10万かけて

図書館司書の資格とりましたよ・・・。

 

 

しかし!!

図書館で1年ほど働いて体感、実感しているのが

発達障害当事者には向かない職業なのでは?」

と強く感じている。

あくまで私個人の意見だが。

 

図書館の仕事って静かな落ち着いた環境で

カウンターで貸し出しや返却の手続きをして、

それ以外は好きな本を読んで…って優雅なイメージありません?


全然違う。めっちゃ忙しいかんね。

マルチタスクのオンパレードだかんね。

 

発達障害者にとっての大鬼門

マルチタスクだよ?

 

図書館は想像してたのとは180度違かった。

 

カウンターも混むことが日常茶飯事。

貸し出し処理してるのに、横から別の人が

「予約したい本があるんだけど」

と割り込んできたり。

 

そんなことされたら、

どこまで貸し出し処理したかワケがわからくなるよね…。

もうパニック。

 

利用者からの電話による様々な問い合わせも

結構頻繁にかかってきますよ。

(電話がならない日は正直ない。)

 

例えば

「読みたい本について調べたい」

電話での問い合わせだとする。

 

話しを聞きながら、

パソコンで本の題名をキーボードに打ち込んで、

図書館に所蔵している本か調べたり、予約が何件待ちか調べたり。

 

たいがい電話かけてくる人は、

待ってくれないから。

言いたいことばっーと話すから。

しかもどうでもいい世間話おりまぜちゃうから。

 

その間、必要な情報をキーボードで打ち、

問い合わせ内容を調べるんだけど

追いつかないわ、本の題名やら、

なんやらかんやら忘れちゃうんだよ。。

 冗談やめれ。

 

それにね、

本の題名などを図書館独自のシステムに登録する

「書誌登録」なる業務があるのだが、

一字一句間違えず正確に入力するこの作業、

定型発達の人なら20分ぐらいで終わるのを

ハンコさん、3日かかるからね。(←ドヤるな)

それでも入力間違い発見されて気まずい思いしてる。

 

これが

「私のリアル」。

(これが私のアナザースカイ!ってちゃうわ!)

 

 もし、ADHD当事者で図書館司書を目指す人がいたら

止めはしない、止めはしないけど、

実際働いてみないとわからない「現実」も

あるよーと参考程度に読んでもらえたら。

 

なぜなら

過去の私に会えるなら、

絶対、就職止めてる。

羽交い締めにしてでも。

 

でも多分、ゆうこと聞かないで面接いっちゃうんだけどね。

 

そんなこんなで、現在も

「図書館司書として仕事の楽しさ」を見つける

日々が続いてる。

 

なにかまた新たな発見があったら

ここに報告する。

 

以上、

ADHD当事者が「図書館司書として働く」を考える

でした!

 

それでは今日はこのへんで。

 

 

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