ADHD_LABO

ADHDをよりよく生きる実験の日々

ハンコの尻穴事変①〜痔を患う〜

今年の 

2020年1月の初旬

中国武漢

新型コロナウィルスの

流行が報道された頃。

 

まだ日本では、

我が国は水際対策が

しっかりしているからと、 

中国の報道はどこか

他人事で

まだまだのんびりとしていた。

 

しかし、

ハンコはこのとき早くも

ハンコのための

ハンコ自身による

ハンコの

【緊急事態宣言】が発令されていた。

 

長年の沈黙を破り

ハンコの尻穴は

反逆を起こしたのだ。

 

思い返せば、

長い年月をかけて

ハンコは自身の

尻穴を

高僧もしくは山伏にでも

育てるかの如く苦行を強いてきた。

 

数十分に及ぶ

強のウォッシュレット、

クッションもせず

固い地べたに

ペタンと座り込み

スマホも何時間もみたりと

全てがやってはいけないリストに

当てはまっていた。

 

とうとう尻穴は

限界の声とともに

「ヴィヴァ・ラ・レヴォリューション(革命万歳)」を起こしたのだ。

 

ハンコは

眠れる獅子

脳のADHDの特性、

いつ何時訪れるかわからない

腹痛持ち、

そして、ついに尻穴を痛めた。

 

なんたるフルコンボか。

 

最初の痛みは

年の瀬も迫る歳末に感じた、

尻穴の違和感だった。

 

数十分もの

ウォッシュレットをあてがった後、

ヒリヒリと痛みを覚えた。

 

しかし鈍感なハンコのことだ。

 

ちょっと当てすぎたかな?と

ぐらいにさして気にもせず、

過ごしてしまった。

 

しかし、

この患部からの

声なき声、

メッセージ&サインを

拾いあげねばならかったし

見過ごしてはいけなかったのだ。

 

ハンコの患部は

知らぬ間に進行していた。

 

そして、

正月もすぎ、

普段の日常がもどりつつあった

穏やかな昼下り。

 

排便後、

今まであじわった事のない痛み、

重さ、熱さを尻穴に感じた。

 

鼓動が早くなる。

 

この痛みの根源はなんだ!?

何が原因だ!?

まさか、まさかあの痔!?

 

ハンコの思考のほとんどが

尻穴に注がれた。

一度スィッチが入ったら

もうだれも 

暴走特急機関車ハンコを

止めることはできない。

 

寝る間を惜しみ、

尻穴の構造、痔の名称の由来、

歴史、種類、治療、手術方法等、

ありとあらゆる文献を集めた。

 

ネットの情報に飽き足らず、

恥も外聞も忘れて

地元の図書館で借りられる10冊全て

痔に関する書籍をかき集め、借りた。

 

スタッフも

「 えっ?この人…もしや…」

と察するものがあったのだろう。

 

貸出し処理を終えた後、

ハンコに手渡す際には

全ての本を伏せて

手渡してくれた。

 

そう、本屋の気の利く店員が

エロ本を伏せて

会計を済ませるように。

 

なんたるホスピタリティか。

ハンコもいち図書館員を

務めるものとして見習っていきたい。

 

集められるすべての文献を照合すると、

認めたくない、認めたくないのだか、

 

ハンコはどうやら

「痔」を

患ったようだった。

 

そうとなったら

答え合わせと治療が必要だ。

 

尻穴の情報から

女医のいる

肛門科探しへの

情報検索へとシフトしていった…。

 

次回難航する

病院探しから1度目の受診に続きます。

 

見て下さい!聞いて下さい!

楽しんで下さい!

オセナイハンコでございます!

 

そんじゃまた!