ADHD_LABO

ADHDをよりよく生きる実験の日々

ADHD当事者としての防災対策①〜ハンコの防災への想い編〜

今回の豪雨による被害に合われた皆様
心よりお見舞い申し上げます。

長雨や豪雨、
これからやってくる台風シーズン、
そして、いつ起きるかわからない地震

豊かな恵みをもたらす日本だが
災害も多い。

さて皆さんは防災対策してますか?

今日はADHD当事者としての目線で
ハンコの防災をお届けします。


ハンコ自身10年前までは、
刹那を生きていたので、

「災害?防災?
起きてもなんとかなるでしょ。
死んでも構わないし。」

とかなり乱暴でしょっぱいことを思っていた。


しかし、
3.11の東日本大震災
ハンコの防災スィッチが入った。
ハンコの出身は震災で大きな被害のあった地域。

ハンコはその時、
関東に住んでいたが
家族や親戚から
震災発生時やその後の話や
震災数カ月後、ハンコ本人が見た
変わり果てた故郷を見たときの衝撃を忘れられない。

しかも現在ハンコの家には
4匹の猫、1匹の犬と守るべき者がいる。

死んでられないし、
災害が起きたとしても
愛猫、愛犬を守りぬかねばならないのだ。

そして、
様々な地域で起こっている災害の映像を見る度に、
避難所生活を想像してみる。

避難所生活は、どんな人であろうと
大きな大きなストレスがかかることは
まちがいない。

ADHDのハンコ、
環境の変化にめちゃくちゃ弱い。
避難所生活を想像すると
多大なるストレスがかかる事は
予想される。
そのストレスは心身ともに
ハンコを蝕むだろう。

なので、もし災害が発生したら
ハンコ本人、夫、ペットともに
自宅の住み慣れた環境で
過ごすことがベストと考えられるので
「自宅での避難生活」
を想定して準備を進めている。

しかし避難所の所在地の確認も大事だ。
避難所には、
地域の細かい情報も集まるからだ。

なので、ハンコは生活の基盤は自宅とし
避難所に地域の情報を
集めにいくことを想定している。

緊急時の張り詰めた状況の中、
いかに早く
「生活の再建と心の安息と笑顔」
を取り戻すか。

それは「日ごろの備え」
「心、物資の余裕」が鍵になってくると感じている。

心や物資に余裕があれば、
近くの助けを求めている人の
力になるかもしれない。

おこがましいがそんな事を思っている。
何よりハンコもこれまで多くの助けを得て生きてきたのだから。


まずは防災の参考にしている
本のご紹介。

写真、向かって右(オレンジ色)
・書名・
レスキューナースが教えるプチプラ防災
・著者名・
辻直美(ツジ ナオミ)
・出版社・・・扶桑社
・値段・・・1200円+税

向かって、左(黄色)
・書名・
東京防災
・著者編集・・・東京都総務局総合防災部防災管理課
・値段・・・130円+税
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これ以外も、
被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40 | ナオミ, アベ |本 | 通販 | Amazon
3.11の大震災を宮城県で経験し、
ママ目線で取り組む防災の本もオススメ。


防災対策一つとっても
ハンコは数々の失敗を繰り広げてきた。

高価な防災食を大量に購入して
食べてみたら、口に合わなかったり、
賞味期限切れでダメにしたり。

不安になればなるほど、
全ての物資が必要と感じてしまい、
一時期、一部屋、防災グッズに溢れかえっていた時もあった。

こんな紆余曲折を経てたどり着いた、
現在のADHDハンコの防災対策を
次回から
〜食料品編〜
〜日用雑貨編〜
とお届けします。

見てください!聞いて下さい!
楽しんでください!
オセナイ ハンコでございます。 

そんじゃまた!

コンサータやめてサプリ飲んでます〜プロテイン編〜

※今日の記事は、薬の服用に関して否定するものではありません。

そして今日は、サプリのご紹介をしますが
サプリを飲めばすべてOKというのではなく
運動、普段の食事、行動療法等々
ADHDをよりよく生きるためには
仕組み作りや工夫がとても重要だと
感じています。

なので、ご参考程度に読んで頂けたら幸いです。

ハンコのキラーコンテンツ
↓~B-50編~↓
adhd-labo.hatenablog.com

↓~鉄編~↓
adhd-labo.hatenablog.com

シリーズをお届けする。


今年の1月から服用をはじめた
コンサータ
その効果は、とても切れ味鋭いものだった。


しかしハンコは薬との距離をとるのが
非常にヘタクソで、すぐ依存してしまうのだ。


そして服用開始後、程なくして
副作用がとても大きくなり
身体、精神的にもキツくなった。

突然の動悸や、寝付きが悪くなり、
やっと眠りについても途中で起きてしまう。

身体は疲れているのに、脳だけ覚醒して
非常にアンバランスな状態が続き、
医師に相談のもと服用を中止。

今日は、そのコンサータの服用をやめて
「これはいいな」と実感したサプリ、
プロテイン」をご紹介する。

現在飲んでいるサプリは
ビタミンC、B-50、鉄、プロテイン
の4つ。

しかしこのプロテイン選びが一番難航した。
プロテインの種類によっては
腹の調子が悪くなることがあったからだ。

ハンコは、牛乳などの乳製品を
ある一定量飲むと腹を壊す。

考えられる原因として
乳糖不耐症」があげられる。

なので、プロテイン選びも
乳糖を含まない(少ない)種類の
・WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)プロテイン
ソイプロテインなど
・他の種類のプロテイン
等を選ぶ事が大切だ。

そして、人工甘味料不使用のもの。

今日ご紹介するのは、胃腸が弱いハンコも
腹の張りや便秘にならず、ハンコにとても合っていたものだ。
(※ただし個人差もあるので全ての方に適用するとは限りません。
ハンコ自身もその日の体調に合わせて飲む量を調節しています。)

・メーカー名・
カルフォルニア ゴールド ニュートリション

・商品名・
スポーツ ホエイプロテインアイソレートタイプ

・特徴・
超低乳糖、味付けなし、90%タンパク質、高速吸収、

・容量・
5ポンド (2270 g)

・値段・
5998円 (レート時 2020年7月14日)



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他のサプリがあるのでこれだけの効果とは
一概にいえないのだが、効果に正直驚いている。


疲れにくくなり、ひどい肩こり、体の重さなども軽くなった気がする。

なんとなく、だるくて眠くて一日寝て過ごすというのが
この数カ月なくなった。身体がシャキシャキ動くのだ。


今後も、サプリだけでなく
普段の食事、運動、行動療法等々
ADHDをよりよく生きるための
仕組み作りや工夫をお届けできたらと思う。


見てください!聞いてください!
楽しんでください!オセナイ ハンコでございます!

そんじゃまた!

ハンコの尻穴事変・最終回~痔を患う~

前回からの続きです。
adhd-labo.hatenablog.com


処方薬を尻穴に塗り込む日々が続くものの、
良くなっては悪くなりの繰り返し。
満身創痍のハンコ。

地元の病院での通院は諦め
都内での専門医に行くことを決め
女医のいる2つの病院に絞り込んだ。

都心エリア、西エリア。
2つの病院に揺れ動く日々。

あっちこっち行きまくり、
とっかえひっかえ
肛門科界のヤリマンになってしまおうか。

だめ。自分を大事に。
尻穴を大切にしてくれる病院探そう。

とハンコの中の淑女と娼婦が
日々舌戦を繰り返す。
しかし迷っている暇はなかった。

日に日に都内でのコロナ感染者が増え
都内への行きにくさを少しずつ感じていたからだ。

こんなことになろうとは。

最終判断は通院時、
電車の乗車時間が短く、
ホームページで
院長兼診察医が
優しく微笑む姿が印象に残った
都心エリアの病院に行く事を決めた。

いよいよ診察日当日。

受付をすませ
待合室にいる全ての女性が
我が同士、同胞かと思うと
目頭とともに胸が熱くなるのを
ハンコは感じた。

20代〜60代と幅広い我が同士。

1人1人が愛おしい。

人知れず、尻穴の痛みと戦い、
時には戦いに破れ
涙する夜もあったろう。

眠れぬ夜を幾度となく超え
巡り会えた私達。

1人1人ハグを交わし、
尻穴について熱く語り合いたがったが
病院を出禁になるどころか、
通報ものだ。

スポーツ新聞の三面記事に
「肛門科、痴女現る」 
あたりのタイトルがつくのだろうか。

ならびに
罰せられる刑法はなんだろう。
寒く、冷たい床の留置所で過ごしていたら
尻穴にさらなる負担をかける。

そして、釈放時の見受け人は
やはり夫観音氏なのか…。
尻穴以上に、観音氏に負担を課すことは
ダメ。ゼッタイ。

ハグしたい衝動を抑えようと
ハンコは奥歯をギリリと噛み締めた。

その葛藤の最中、番号が呼ばれた。

診察室に入り、
本日のジャンヌ・ダルクとの対面。

50代位だろうか。
品のある黒髪ボブのダルク。
 
真の救世主となるのか。 

前回と同じようなやり取りのあと、
早速触診へのベッドに移る。

あの痛みと同じか
それ以下か、以上か… 
など思いを巡らせていると、
「触診する前にジェル塗るからね」と
声をかけられた。

程なくして
尻穴にとても温かなものを感じた。
優しきぬくもりのジェル。
なんと心をほぐすものか。

その後の指、器具も
なんの痛みもストレスもなく、
触診を終えた。

診察の椅子に戻り
尻穴の状態を聞く。

現在使っている軟膏は強すぎるから
もう少し優しい処方のものをだします。
入浴時の洗浄は石鹸を使用しない。
ウォッシュレットも休み。
これらをきちんと守るように。
とのお達しだった。

そして、年の為
薬が効いているか確認したいので
一週間後にまた様子をみせに来て
と言われ診察室を後にした。

もうボブダルクへの
スタンディングオベーションが鳴り止まない。

恐るべしテクニック。

その後、会計を済ませ
同じビル内の下にある
処方箋薬局に向かい、 
無事に軟膏&座薬も手にいれた。

今日の夜から、この新メンバーと 
また新たな一歩を踏み出そう。

薬も効き、 
ボブダルクの言いつけを
よく守った甲斐もあり
あれ程苦しめられた痛みが
気がついたらなくなっていた。

経過を見せる2回目の診察では、
「良好です。通院の必要なし。」
とお墨付きを頂いた。

その後、尻穴は暴れる事なく
静かな眠りについている。

都内への通院はギリギリだった。
それから数週間後に政府から
「緊急事態宣言」が発令されたからだ。

以下、じゃじゃ馬な尻穴を
鎮める方法をまとめる。

①そもそもだが、
ハンコはウォッシュレットの使用方法が間違っていた。
あれは洗うものだったのだ。
長年、便意を促す刺激を与えるものとして、
より強い激しい刺激を与えてしまったのだ。
現在はほぼ使用していない。


②患部を固形石鹸で数日洗ったところ、
また尻穴がうずきだしたことがある。

暑い日や汗を沢山かいたときなど
どうしてもすっきりさせたい時に辿り着いたものがある。
それはハンコの愛犬の
「犬のシャンプー」だ。

成分もとても素晴らしいく、
犬用なのがもったいないくらいだ。

「我が尻穴が選び抜いた犬のシャンプー」

何かのおりに紹介できればと思う。

③寝汗をよくかく、汗っかきハンコ
睡眠時は尻を丸出しし
通気性を絶対的に確保する独自のスタイルを確立した。

しかし、このスタイルは睡眠時、地震等にあった際、
迅速な動きが取れない危険性も秘めているので
今後の課題として検討していきたい。

これらの実践と
日々、尻穴への研鑽を積んできた甲斐もあり
穏やかな日々を過ごしている。

ブランニューハンコ。
ようこそ苦しみのない新しき世界へ。


4回にも渡りお付きあい頂きまして、
ありがとうございました。

見てください!聞いて下さい!
楽しんで下さい!オセナイハンコでございます!

そんじゃ、また!

ハンコの尻穴事変③〜痔を患う〜

前回からの続きです。

adhd-labo.hatenablog.com


本日のミッションは
患部確認だ。

風呂上がり後、
身体を拭き、
床に手鏡を置いた。


手鏡は普段
化粧時に使われているもの。

手鏡もまさか尻穴を写しだすとは
思ってもみなかっだろう。

しかし角度が合わない。
暗がりで患部もよく見えない。
明かりをもう一つつけなければ。

おおよそ30年ぶりの
再会だろうか。
とめどなく言葉が溢れてくる。

お元気でしたか?
お互い歳を取りましたね。
再三に渡るひどい仕打ち
本当に申し訳ないです。

これからはあなたを大切にしますね。
許してくれませんか?
治ってくれませんか?


心の問いかけにも
ハンコの尻穴は
うんともすんとも言わず
沈黙をつづけた。

それはそうだろう。
急に手のひらを返したような態度に
尻穴はご立腹の様子だ。

ハンコの態度はまるで
DV男の特徴そのもの。

そしてハンコの目視確認では、
患部がどうにかなっているというのは
見受けられなかった。

急にまたハンコは思いついた。
足のムダ毛をそっていない!!と。

さすがADHDのハンコ。
こんな時でさえ、
思考があっちゃこっちゃして
落ち着かない。

再度、風呂場に戻り剃毛処理に
時間を費やした。

もう初夜を迎える
生娘の気持ちそのものだ。

いよいよ通院当日。
早起きに成功。

病院に辿り着き、
受付も済ませ、
問診票に必要事項を記入した。

待合室は
内科、皮膚科、肛門科
全て一緒になっており
誰がどの科なのか全くわからない。

ハンコは
ヒリヒリと痛む尻穴を抱えて
何食わぬ顔で皮膚科に近い席に
座っていた。

とうとう、
ハンコの番号が呼ばれ
診察室に入った。

尻穴革命から救ってくれる
我がジャンヌ・ダルク
どんな聖女か。

現れたのは
三十代前半の
クルクルと髪を巻いた
想像とは真逆の
出で立ちの女医。

なんかもっとこう
ベテラン感のある 
肝っ玉母ちゃん風な先生を
勝手に想像していたので
ハンコは少し動揺したが
ここは落ち着いていかねばならない。

若き女医は、
診察をサクサクと進める。

問診票に記入した、
「尻穴の違和感」
という文言を掘り下げるように、

どんな痛み?
いつ痛みはひどくなる?
いつから?
出血は?
といった的確な質問を投げかけてきた。

まさに1H5Wだ。

よしきた。
ここはシュミレーションどうりだ。 
的確に答えられた気がする。

「では実際に診てみましょうか?」

いよいよだ。

その後
女性看護師が現れ
指示をくれた。

わかりやすく

「頭は壁側を向いて、 
おしりはここで、
こちら向きに横になってください。

下着とズボンは、
膝まで下げてお待ち下さい」

と告げて、カーテンを閉めた。


非常にわかりやすい指示にも関わらず、
ハンコは下着、ズボンを全て脱いで
ベッドに横たわってしまっていた。


程なくして下半身に
タオルケットをかけに現れた
看護師に
「あら!?下、全部脱いじゃったの?」と指摘を受け、その間違いに気づいた。

なんだかヤル気マンマンじゃないか。

尻穴をこれから見せる恥ずかしさ、
間違えて必要のない下半身を
さらけ出してしまった恥ずかしさ
いても立ってもいられない気持ちに
全身が包まれた。

いよいよ、
ゴム手袋をはめた
我がジャンヌ・ダルクが登場した。

「はーい。
指とその後、器具、
肛門にいれますねー。
力抜いてくださいねー。」

と言われた瞬間、
指をズボッと入れられ
360度回転された。

その後、器具の挿入だ。
冷たさと圧迫された感じ。

潤滑剤の使用感はなく
グリグリと
今まで味わったことのない
痛みを感じた。

人はほんとに痛いと
声も出なくなるし息も止まる。

せめてぺぺローションを
少し、ほんの少しでもいいから
使って欲しかった。

ダルクへの崇拝の眼差しは
「この痛み忘れまじ。このS女め。」
と心の声とともに
反抗的な眼差しに変わっていた。

触診は30秒〜1分くらいだったと思うが
あまりの痛さにそれ以上に長く感じた。

触診がやっと終わり
下着、ズボンを着用し
先程の問診の席に戻った。

結果は
肛門周辺は軽くただれていて、
内部は内痔を発生させている。

軟膏、座薬の処方、
しばらくウォッシュレットの使用は 
控えるようにと通達がだされ
そんなにひどくはないから
処方薬で治るはず。
なので
次の通院はしなくてOK。
なんかあったら来てくださいと
伝えられ診察室を後にした。

この痛みでそんなにひどくはない!?
痔のもつ痛みの奥深さに
恐れおののきながら
会計を済ませ、
処方箋薬局に足を運んだ。

こともあろうか、
薬局でも
再度の問診票記入、
薬剤師からも問診があり
先程と同じことを
再度伝え
デジャヴュとはこのことか…。
と感じながら、疲れ果てた精神を
振り絞り、任務を遂行した。

「私は、痔です!!」
とあからさまにわかる
お薬手帳を貰い帰路についた。

しかし、
これらの薬は塗ったとき、
座薬を入れたとき数日は効くのだが
良くなっては悪くなりの
繰り替えしの日々が続いた。

なんたることか。。。

ハンコは意を決し
この病院での完治は諦め
都内まで足を運ぶ事を心に決めた。

時は、 
コロナ患者が国内でも
ジワジワと増えはじめた
2月初旬なっていた。

次回、やっとやっとの
最終回!です!

見てください!聞いて下さい!
楽しんで下さい!
オセナイハンコでございます!

そんじゃまた!
 

ハンコの尻穴事変②〜痔を患う〜

adhd-labo.hatenablog.com

からの続きです。

 

病院探しは難航を極めた。

インターネットで

下記の条件で検索していたが

なかなかヒットしない。

 

肛門科、女医、電車 30分以内。

30分以上の電車での通院による

尻穴への負担を考えたからだ。

 

ちなみにハンコは車を所有していない。

交通手段は自転車だが

自転車なんぞもってのほかだ。

 

尻穴が爆発する。

それほどハンコの尻穴は悲鳴をあげていた。

そして、ハンコにもミリ単位ではあるが

羞恥心が残っている。

めんどくさい女だ。

 

そして、ハンコがもつ意識全てが

尻穴へ注がれていた。

 

座る姿勢、角度、体重のかけ方、

立っているときも気を抜けない。

 

文献を集めた際、

恐ろしい言葉を目にした。

 

弱くなった尻穴は

脱肛する時もあるのだと。

なんたることだ。それだけは避けたい。

 

立つときは、尻穴キュッとさせるよう、

何度も姿勢を正していた。

 

仕事中もそんな感じだったものだから
職場の人もこの人、

普段から落ち着かない人だけど
最近いつにもましてモゾモゾしているなと

不審がっていたと思う。

 

そんな日々を過ごす中、
隣駅の皮膚科で

肛門科も併設していると

情報を聞きつけた。

 

インターネットでも拾いきれない情報が

口コミでは拾いあげることができるのだ。

アナログではあるが

口コミ力を舐めてはいけない。

 

きっかけは些細な世間話だった。
愛犬の散歩の際、よくご挨拶する奥様と

病院の話題になった事だった。

 

この間皮膚科行ってきたんだけど、

物凄い混んでてね、あそこは

内科も肛門科も手広くやってるのよ。

 

しかも曜日によっては女医さんでしょ。
ちょうど混む火曜に行っちゃったからね〜。まいちゃったわよ。 

と伝えてくれたが、

もうそれ以降の話の内容は

ハンコは覚えていない。

 

ADHDのハンコは

とにかくワーキングメモリー

ポンコツだ。

 

こんな貴重な情報を逃してはならない。

 

あそこの皮膚科は

肛門科、女医、火曜、とその言葉を

とめどなく反芻し、

記憶に留めるよう集中した。

 

もしかしたら口に出していたかも知れない。

 

意識を飛ばしていたハンコに

奥様が

「ラナちゃんママ?」と呼び戻してくれた。

 

その後足早に帰り、

地元の皮膚科に電話をし、

確かな情報を突き止めた。

 

その皮膚科は確かに

内科、肛門科を併設しており

火、土は女医が診察してくれるという

大変ありがたい病院であった。

 

ありがとう天ちゃんママ、

この御恩は決して忘れません!

 

とうとう病院はきまった。

 

決戦は今週の土曜だ。

早起きもせねばならない。

予約はしていないという話しだったから

午前中には事をすましてスッキリさせたい。

 

ハンコはふと思った。

 

ハンコ自身も患部を確認し、

様子を伝えなきゃいけないのではと。

 

痛みだけ伝えるだけでは

患者としてフェアじゃないし

マナーが出来ていないんじゃないか?

 

加えて職場で徹底されている

ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)前

の事前確認の必要性を思い出していた。

 

そうだ、そうだ、ちゃんと

患部を見て置かないと

相談もきちんとできないじゃないか!

頭の中のハンコが騒ぎはじめた。

 

よし!やるかとハンコは意を決した。


患部確認(再会)を迎える時がきたのだ。

そう今まで痛みを感じているだけで、

患部の目視確認をしていなかったのだ。

 

目視はいつぶりだろうか?

思春期真っ盛りの14歳の頃だったろうか。

我々が落ち合う場所は、

風呂上がり後の脱衣場。

手鏡も必要だ。

 

準備を進めて我々は

再会を果たすこととなる…。

 

次回に続きます!(えっー!どんだけ続くのー!?)

 

見てください!聞いて下さい!

楽しんで下さい!

オセナイ ハンコでございます!

 

そんじゃまた!

 

ハンコの尻穴事変①〜痔を患う〜

今年の 

2020年1月の初旬

中国武漢

新型コロナウィルスの

流行が報道された頃。

 

まだ日本では、

我が国は水際対策が

しっかりしているからと、 

中国の報道はどこか

他人事で

まだまだのんびりとしていた。

 

しかし、

ハンコはこのとき早くも

ハンコのための

ハンコ自身による

ハンコの

【緊急事態宣言】が発令されていた。

 

長年の沈黙を破り

ハンコの尻穴は

反逆を起こしたのだ。

 

思い返せば、

長い年月をかけて

ハンコは自身の

尻穴を

高僧もしくは山伏にでも

育てるかの如く苦行を強いてきた。

 

数十分に及ぶ

強のウォッシュレット、

クッションもせず

固い地べたに

ペタンと座り込み

スマホも何時間もみたりと

全てがやってはいけないリストに

当てはまっていた。

 

とうとう尻穴は

限界の声とともに

「ヴィヴァ・ラ・レヴォリューション(革命万歳)」を起こしたのだ。

 

ハンコは

眠れる獅子

脳のADHDの特性、

いつ何時訪れるかわからない

腹痛持ち、

そして、ついに尻穴を痛めた。

 

なんたるフルコンボか。

 

最初の痛みは

年の瀬も迫る歳末に感じた、

尻穴の違和感だった。

 

数十分もの

ウォッシュレットをあてがった後、

ヒリヒリと痛みを覚えた。

 

しかし鈍感なハンコのことだ。

 

ちょっと当てすぎたかな?と

ぐらいにさして気にもせず、

過ごしてしまった。

 

しかし、

この患部からの

声なき声、

メッセージ&サインを

拾いあげねばならかったし

見過ごしてはいけなかったのだ。

 

ハンコの患部は

知らぬ間に進行していた。

 

そして、

正月もすぎ、

普段の日常がもどりつつあった

穏やかな昼下り。

 

排便後、

今まであじわった事のない痛み、

重さ、熱さを尻穴に感じた。

 

鼓動が早くなる。

 

この痛みの根源はなんだ!?

何が原因だ!?

まさか、まさかあの痔!?

 

ハンコの思考のほとんどが

尻穴に注がれた。

一度スィッチが入ったら

もうだれも 

暴走特急機関車ハンコを

止めることはできない。

 

寝る間を惜しみ、

尻穴の構造、痔の名称の由来、

歴史、種類、治療、手術方法等、

ありとあらゆる文献を集めた。

 

ネットの情報に飽き足らず、

恥も外聞も忘れて

地元の図書館で借りられる10冊全て

痔に関する書籍をかき集め、借りた。

 

スタッフも

「 えっ?この人…もしや…」

と察するものがあったのだろう。

 

貸出し処理を終えた後、

ハンコに手渡す際には

全ての本を伏せて

手渡してくれた。

 

そう、本屋の気の利く店員が

エロ本を伏せて

会計を済ませるように。

 

なんたるホスピタリティか。

ハンコもいち図書館員を

務めるものとして見習っていきたい。

 

集められるすべての文献を照合すると、

認めたくない、認めたくないのだか、

 

ハンコはどうやら

「痔」を

患ったようだった。

 

そうとなったら

答え合わせと治療が必要だ。

 

尻穴の情報から

女医のいる

肛門科探しへの

情報検索へとシフトしていった…。

 

次回難航する

病院探しから1度目の受診に続きます。

 

見て下さい!聞いて下さい!

楽しんで下さい!

オセナイハンコでございます!

 

そんじゃまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

コンサータやめてサプリのんでます~鉄編~

※今日の記事は、薬の服用に関して否定するものではありません。

 

ハンコのキラーコンテンツ

adhd-labo.hatenablog.com

シリーズをお届けする。

 

今年の1月から服用をはじめた

コンサータ

 その効果は

とても切れ味鋭いものだった。

 

ADHDのハンコは

ずっと眠気が残り、

ぼんやりと一日を過ごす。

 

しかし

コンサータを服用すると

シャキッとパキッと

脳が覚醒され

頭の中のざわめきが静まり

夕方くらいまで

キビキビと動くことができた。

 

しかし、

ハンコは薬との距離をとるのが

非常にヘタクソだ。

依存してしまうのだ。

 

服用をはじめた数日で

上記の効果を実感できたが

これはやばいな。

この薬に頼りきってしまいそうだと

感じていた。

 

そして日を追うごとに

メリットよりも

副作用がとても大きくなり

身体、精神的にもキツくなった。

 

寝つきが悪い、

寝ても途中で起きてしまう、

動悸等の症状がでてしまった。

 

現在は、

医師に相談のもと

服用を中止。

 

 今日は

そのコンサータの服用をやめて

「これはいいな」

と実感した

サプリをご紹介する。

 

(しかしサプリを飲めば

すべてOKというのではなく

運動、普段の食事、行動療法等々

ADHDをよりよく生きるためには

仕組み作りや工夫がとても重要だと

感じている。) 

 

現在飲んでいるサプリは

ビタミンC、B-50、鉄、プロテイン

の4つ。

 

 これらのサプリは

吉濱ツトムさんの
セッションで
紹介してもらったもの。

 

今日は、鉄分のサプリ

  Now Foods,
鉄分18mg 120粒 

をご紹介。


f:id:ADHD_LABO:20200626132045j:image

以前、第2類医薬品のマス○ゲンを

服用していたが胃を痛めた過去があり

鉄分摂取を敬遠した時期もあった。

 

このサプリに関しては、

ハンコは胃痛などがでず

毎日続けることができている。

(医薬品とサプリの違いもあるだろうが)

 

 

他のサプリがあるので

これだけの効果とは

一概にいえないのだが

効果に正直驚いている。 

 

毎日食べていた

クッキー、アイス、ケーキ、甘いパン

これらを、

食べたくなくなったことだ。

 

 味覚そのものも変わってきたと思う。

以前大好きだった、アイスが

とてもとても甘く感じた。

 

およそ一ヶ月ぶりに食べた

そのアイス、

 一口目から 

こんなに甘いものを食べていたとは!と

感じ、味覚の変化に驚いた。

 

しばらく甘いものを食べなくなったおかげか

疲れにくくなり、ひどい肩こり

体の重さなども軽くなった気がする。

 

今後も、サプリだけでなく

普段の食事、運動、行動療法等々

ADHDをよりよく生きるための

仕組み作りや工夫をお届けできたらと思う。

 

 見てください!聞いてください!

楽しんでください!オセナイ ハンコでございます!

 

そんじゃまた!