ADHD_LABO

ADHDをよりよく生きる実験の日々

ネガティブモンスター、ハンコが生まれた背景~社会人編①~

〜怒涛の社会人編〜だが、

あまりにもいろんなことがありすぎた。

 

終わるまで一つ一つ掘り下げていくと、

10年位かかりそうなので、

心に残っている思い出を

抽出してサクサクっといく。

 

また回を追って、一個一個、

深堀していける機会を設けたい。

 

さて、ハンコは今年43歳になる。

 

社会人になってからの

20,30代を総括すると

「No pain No gain」

( 痛みなくして得るものなし )

これにつきる。

 

なんだか英語にするとかっこいいが、

単にハンコは愚かな女なのだ。

 

相当な痛みを伴わないと、

何かを得る事が出来ない。

 

大抵の人なら、

物事に対し、予想や予測をつけて、

これは大変なことになりそうだな。

ヤバそうだなと察知し、

リスクをきちんと回避する。

 

ところがどうだ、

ハンコはそのリスクを

刺激や面白さとして捉え、

自ら炎の中に身を投じ、

火だるまになる。

 

その痛みを一度で

フィードバックすればいいものを

それを何度か繰り返して

やっと学ぶのだ。

 

そしてハンコは

0か100かの女だ。

 

真ん中の50あたりを歩きたいのに

真ん中の概念、歩き方、

それすらわかっていない。

 

話題はかわるが、

このブログの読者の方は

大人になってから

オムツをあてがったことがあるだろうか?

 

ハンコは、30代半ば、

尿漏れシートを飛び越えて、

オムツデビューを果たした。

 

それはOD(薬の適量を越えた過剰摂取のこと)を決行した

翌朝のことだった。

 

 

仕事にのめり込み過ぎて、

やがてそれは心身に異常をきたし

鬱病になった矢先のこと。

 

一度別れたが、復縁後同棲していた観音氏が

夜勤明けの朝、意識のないハンコを発見。

救急車を呼んだという顛末だった。

 

 決してないとは思うが

ODを誘発するといけないので、

何の薬を何錠、服用したかの

名言は控えさせて頂く。

 

何の影響力もないブログだが、

何がトリガーになるかわからない。

私はそれを知っている。

 

とりあえず、医師の処方薬を相当のんでも

イワオのいる黄泉の国にいけるどころか、

三途の川さえ渡れない。

川の前の、砂利っぱらで突き返されるだけだ。

 

ODの行きつくところは、

「死ねるどころかオムツプレイ。」

体内の薬効成分を排出するため、

大量の点滴を施される「水攻め」や

「胃洗浄」もまっている。 

 

救急搬送先で上記の処置が行われた。

 

いつ履かされたのかわからないが

オムツをあてがわれ、

知らぬ間に方尿していたのだろう。

 

いつでもサラッと快適にしてくれる

安定の高分子ポリマーでさえも役に立たない量で

ぬれて重たくなったそれ。

 

赤子の泣いて知らせる気持ちをこんな場面でわかろうとは。

 

そして、ハンコは意識がないときに

オムツを無理やり脱ごうとしたのだろう。

 

意識が少しずつ戻り、朦朧としていたその時、

堪忍袋の緒が切れた看護師に

めっちゃ怒られた。

 

「オムツ脱ぐようなら、尿道カテーテルいれますよ!!」と。

 

看護師という名の女王様よろしく

言葉攻めから尿道プレイのオプションがついてくるとは。

 

ODの末路は地獄の苦しみとSMプレイの

フルコースが待っている。

 

 その後ハンコは、

薬に対し強度の依存をもっていた依存症の治療、

心と身体を休める為に、

精神病棟に約一ヶ月半程入院した。

 

精神病棟といえば、

「鉄格子の独房に閉じ込められる」
「手足を縛りつけられる」

など暗く陰惨なイメージがあると思うが

入院した先は、多少の窮屈さはあるが、

ルールと秩序さえ守れば、

看護師たちが常に患者を気にかけケアし、

申告用紙に記入すれば外出もできる。

しかも同じように傷つき、疲れ果てた心優しき同士達がいた。

それはまるで母親の子宮の中にいるような居心地だった。

 

ハンコにとってのまさに「再生工場」。

看護師全員キャラはそれぞれ違うが、

野村監督のような存在だ。

 

その居心地の良さに何度か入退院を繰り返す

リピーターがいるほどに。

 

何を隠そう、私もその1人だった。

そう、その病院に入院するのは2回目。

まさかの里帰り。勝手知ったるお里だ。

 

しかーし!

「おぉっとなんとここでお時間いっぱい、いっぱい!」

( ↑ 知ってる人は知ってるかの講談師の名台詞 ↑ )

 

次回は、

一度目の入院のきっかけとなる出来事をお伝えしていきます。

って二回も入院してたんかーい!!

 

 見てください!聞いてください!
楽しんで下さい!押無 判子(オセナイ ハンコ)でございます!

そんじゃまた!