ADHD_LABO

ADHDをよりよく生きる実験の日々

弟の嫁がでていった! 〜母ナツコの近況 前編〜

先週の土曜、

ハンコがテレビ鑑賞をしていた。

大好きな「 IPPONグランプリ 」だ。

 

その傍らの右手に

猫のベルベットの様な滑らかな手触り

左手には

犬の絹糸の様な手触りと

両手に柔らかなぬくもりを感じながら

甘美な時間に酔いしれていた。

 

しかし、そのひと時も

一本の電話で終わりをつげる。

 

IPPONグランプリと一本の電話

なんとも絶妙なタイミング。

 

夫、観音氏のスマホの着信音が鳴り響いた。

スマホに出た観音氏の口調で

身内からであることを察した。

 

犬の話題を話していたことから、

ほぼ、母ナツコからに間違いない。

そう判断した。

 

予測どおり

ナツコからの電話だ。

 

ちなみにハンコのスマホには、

実家の電話、ナツコのスマホ番号も

登録されていない。

 

ハンコから実家やナツコに

電話することはまずない。

 

実家の家族と話す回数も

年に1回か2回だろうか。

これがハンコの精神衛生を保つ上では

とてもベストなのだ。

 

なので実家で何かあると、

観音氏のスマホに電話があり

その後ハンコに引き継がれる

という流れになっている。

 

ナツコからの電話は

まぁ、まずハッピーな内容ではない。

 

みのもんたよろしく

ナツコお嬢さんからの

「 ちょっと聞いてョ!おもいっきり生電話 」

今回のお悩み相談はなんであろうか?

 

 

一昨年、

大病を患った父ハルオのことか、

親戚の不幸か、

様々な思いを巡らせ、身構える。

 

 

ちなみに 前回の電話は今年3月。

実家で暮らしていた

ポメラニアンのレオが

10歳で腎臓病を患い死んでしまったと

泣きながらの電話だった。

 

頻度が短くなってある。

この傾向は非常によくない。

 

今回のナツコからの電話は

ハンコ予想の斜め上を行っていた。

 

 

 弟の嫁、ユウちゃんが

「荷物をまとめて実家に出ていった」

そんな話だった。

 

弟は12歳年下のユウちゃんと

職場で出会い、5年前入籍した。

ナツコとハルオは

ユウちゃんをそれはそれは

可愛がり、大事にしていた。

 

しかし 、次から次へと、

何かしら巻き起こり
一体何なんだろうか。
ハンコ一家は。

 

そして

ハンコ実家の台風の目

ナツコの

「 念の強さ 」

「 引き寄せ力 」

には目を見張るものがる。


「 ザ・シークレット 」

おなじみの
ロンダ・バーン女史もビックリの

引き寄せ力。

 

この能力を用いて、

引寄せセミナーでも開催したら

かなりの人気を得るのではないだろうか。
 
しかし非常に残念なお知らせだ。

 

ナツコの

「こうなりませんように!!」と

拒絶する心配事の思考を

現実化してしまうことに

特化していることだ。
 
この能力を「幸せや希望」に

もっていったら
また違うものになっていたと思うが、
それはナツコが選択することだ。
ハンコはただ静かに距離を置いて

見守るしかない。

 

さて次回は、

ユウちゃんが実家に帰ってしまった

事の顛末をお伝えしたいと思う。

 

見てください!聞いてください!
楽しんで下さい!

押無 判子(オセナイ ハンコ)でございます!

 

そんじゃまた!